こんにちは。こぐまらてです。
今回はしりしり器の使い方とコツについて。
しりしり器は「野菜を千切りする道具」のひとつで、形状は
・板タイプ(野菜を動かす)
・ピーラータイプ(道具を動かす)
があります。
今回は上の写真にある、一般的な木製で板タイプのしりしり器の使い方について説明しています。
しりしり器の使い方を知りたい!
という方は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね♪
道具の特徴は?
刃の部分が鋭くなく丸い形状をしているのが特徴的。
スライサーや手での千切りはスパッとした切れ味なのに対し、太めで表面は粗めな仕上がりに。
左側:手で千切り
右側:しりしり器
少し不揃いにも見えますが、この仕上がりが味しみの良さとふわっとした食感につながります。
【しりしり器】使い方
【使用方法】
①しりしり器/受け皿(ボウルなど)/野菜を用意する
②受け皿の中でしりしり器を角度45度ほど傾ける
③野菜を下方向にのみ、押し付けるように動かすのを繰り返す
コツもあわせて、詳しく説明していきますね!
①しりしり器/受け皿(ボウルなど)/野菜を用意する
受け皿は、「ボウル・深めのお皿・フライパン(直接イン)」など、落ちてくる野菜をキャッチできるものならなんでもOK。
なんでもいいっちゃいいのですが、こぐまらては下記の特徴がある受け皿だとスムーズにできたのでオススメです。
【受け皿選びのコツ】
・立てかけて角度45度くらいになるものを選ぶ
・(上の条件+)縁がついているものを選ぶ
※下の写真参照
どうしてオススメなのか次の項目でご紹介します!
②受け皿の中でしりしり器を角度45度ほど傾ける
しりしり器でスライスする時は、角度を45度くらい傾けてしりしりするとスムーズに出来上がります。
平行に立てかけると力が上手く伝わらず、思ったようにスライスされてくれません。
空振りしている感覚…
【ダメな使い方例がこちら↓】
できあがりも細かく小さな形になって、受け皿の外にもかなり飛び散ります…
【持ち方のコツ】
・角度をつけることを意識
角度をつけてスライスすると野菜が綺麗にスムーズに出てきてくれます^^
でも手だけで45度キープは難しい…
そこで先程オススメしたボウルの特徴が活きてきます。
◆立てかけて角度45度くらいになるもの
→ボウルが角度をキープしてくれる
◆縁がついているもの
→人差し指でボウルとしりしり器を固定できる(ぐらつかず安定)
持ち方のコツはこちら↓
【持ち方のコツ】
・人差し指でボウルの縁を引っ掛ける
・親指でしりしり器の付け根を固定する
しりしり器の角度が安定し、ボウルもブレずにスライスできます
③野菜を下方向にのみ、押し付けるように動かすのを繰り返す
力の入れ具合やストライドの長さによって、出来上がりが変わってきます。
慣れるのにちょっと時間がかかっちゃいました…
試行錯誤した中で得たコツがこちら↓
【動かすコツ】
◆しりしりするのは「上→下」方向のみ
◆手を動かす時は、垂直方向に力を入れて押し付けるイメージ
◆ストライドが長いと長めの野菜ができ、ストライドが短いと短めの野菜ができる
◆適宜たまった野菜の位置をずらす
◆残り幅は「指の太さ+1cm」程度で留める
ついつい「上下上下」と動かしてしまいがちですが、「下→上」に引っ張り上げてもしりしりはできませんでした。「上→下」方向のみ力を入れましょう。
また力を入れる際はしりしり器の角度通りに力を入れるのではなく、少し垂直気味に上から真下に押し付けるようなイメージでしりしりするとスムーズに出てきます。
存在感ある出来上がりにしたい場合は、一回に降ろす距離(ストライド)を長めに取ると、長めの野菜が出てきます。逆に短いスパンで動かすと、短めの野菜が出てくるのでお好みで^^
なんか出が悪いな
と思ったら下に野菜が詰まっている可能性が。定期的に野菜が下に溢れてないか確認するのがオススメです。
受け皿に余裕があれば端に寄せるようにしています。
詰まったら裏面から取り除くと安全です。
最後に、残り何センチまで攻めるか問題について。
ギリギリでも「指の太さ+1cm」で留めておくのがいいかなと思います。
下の写真は、ギリギリ攻めて「指の太さ+0.5cm」。これはかなり際どかったので、ここまでするのはあまりオススメできません。
「安全第一」で調理してくださいね!
【しりしり器】洗い方(木製の場合)
【洗い方】
①使用後は早めに洗浄
②水道のシャワー蛇口で洗い流す
③自然乾燥で乾かす
①使用後は早めに洗浄
木製の道具は汚れが残ると、黒ずみやカビの原因になります。
また水が中まで染み込むと、乾燥の際ににひずみが出て割れやカビの原因に。
浸け置きやそのまま放置せず、なるべく早く洗うのがオススメです。
②水道のシャワー蛇口で洗い流す
掃除方法は意外と簡単。
【洗い流すコツ】
水道のシャワー蛇口で洗い流す
こうすると一気に残りカスが取れます。
ただ洗い流す前にしりしり器についた人参を最後までかき集めるのが、少し大変なんですけどね…
いろいろ試した結果、
【かき集めるコツ】
裏面の丸と丸の間をスプーンで落とすようにかき集める
※下の写真参照
こうするとわりと取りやすかったです。
取れない場合はスポンジや爪楊枝などで取り除いてくださいね。
③自然乾燥で乾かす
忘れてはいけないのが自然乾燥。
【自然乾燥のコツ】
風通しの良い日陰で干して乾かす
木製の道具を生乾きで放置するとカビの原因に…
また極度な温度変化を好まないため、食洗機や直射日光での乾燥は、ひび割れの原因となります。
自然乾燥でも、乾ききるのにそれほど時間がかかりませんでした!よかった!
使い終わったらなるべく早く洗い流して、自然乾燥を心がけたいですね!
使い方&洗い方のコツまとめ
使い方のコツ一覧はこちら↓
【受け皿選びのコツ】
・立てかけて角度45度くらいになるものを選ぶ
・(上の条件+)縁がついているものを選ぶ
【持ち方のコツ】
・角度をつけることを意識
・人差し指でボウルの縁を引っ掛ける
・親指でしりしり器の付け根を固定する
【動かすコツ】
・しりしりするのは「上→下」方向のみ
・手を動かす時は、垂直方向に力を入れて押し付けるイメージ
・ストライドが長いと長めの野菜ができ、ストライドが短いと短めの野菜ができる
・適宜たまった野菜の位置をずらす
・残り幅は「指の太さ+1cm」程度で留める
洗い方のコツ一覧はこちら↓
【洗い流すコツ】
・水道のシャワー蛇口で洗い流す
【かき集めるコツ】
・裏面の丸と丸の間をスプーンで落とすようにかき集める
【自然乾燥のコツ】
・風通しの良い日陰で干して乾かす
注意点まとめ
★使う時の注意点まとめ↓
◆角度をつけ傾けて使う(受け皿と平行にしない)
◆野菜がつまったら裏から取り除く
◆残り幅に余裕を持たせてやめる
★洗う時の注意点まとめ↓(※木製の場合)
◆浸け置き禁止
◆直射日光禁止
◆食洗機禁止
まとめ
いかがでしたか?
みなさんもぜひ、しりしり器を使って、いろいろな料理にチャレンジしてみてくださいね!
それでは、今日も幸せ溢れる素敵な一日を!
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